※ネタバレあります
元々、栄光が気になってた+栄光にも相手の女の子がいるって見たので買ったのですが、想像以上に良かったです。
初めの内は、展開がちょっとわかりにくいなぁという所もあったんですが、最後のアラヤの所で真相がわかり、こう……パズルのピースがうまくはまった感じになったのは良かったです。
セージや甘粕がすごく良いキャラしてたんですが、反面ヒロインがちょっと影薄いんじゃないかなと思う所もあったりして……特に鈴子。
晶ルートでは晶がめちゃくちゃ頑張ってたし、晶がいたからこそセージと剛蔵のあのシーンが見られたというのがありますし、水希は言わずもがななんですけど、鈴子と歩美って後から出来る繋がりはあるんですけど、元々出来てた繋がりはあまりなかったというか……。勿論狩摩と歩美、キーラと鈴子の組み合わせも好きなんですけどね……。
鈴子ルートが特にヒロインの影薄かったので、鈴子目当てな視線で考えるとちょっとどうなんだろうなぁと思う所もあったりはしましたが、栄光目当ての視線で考えると良かったです。
以下、栄光についての感想しかないです。(ネタバレ容赦ないです)
晶→歩美→鈴子→水希ルートとやっていったんですが、栄光の野枝に対するたじたじ具合と野枝の栄光よりちょっと大人な感じが良かったです。でも、いざって時には栄光の方がちょっと大人びるんだよなぁ。急段顕象の辺りの台詞なんて特に。
野枝の心情はちょっとわかりにくいところはあるんですが、歩美ルートのあの対決を経てるからこそ、鈴子ルートでの栄光の台詞が活きてきて、そして水希ルートでの二人のやり取りに繋がるのかなぁ……。でも栄光は鳴滝みたいに前から野枝のこと好きだったんなら、野枝が栄光のことを気にするよりになったのはそれより以前の可能性もありますし、時系列はちょっとわからないです。ただ、野枝の心情に変化をもたらしてはいるんでしょうね……。>歩美ルート
それにしても鈴子ルートにおける、野枝さんの忘れてしまうって台詞は鈴子ルートをやってた当初はもしもの話としか思っていなかったんですけど、実際栄光たちが記憶を失ってる状態だったと知った時は野枝さんも辛かったのかな……と。
栄光の「百万回生まれ変わっても好きになる」って台詞も鈴子ルート及び水希ルートでのエンドに繋がると思うと悲しいものがありますね……。
栄光×野枝はどのカップリングの中でも一番少年少女な感じだったんですけど、一番悲しい終わり方だったのでいつか幸せになって欲しいなぁ……。