杜若

杜若

親友求めて三千里

ヨルノトバリ

最近、Cool-Bのまるごと同人天国を入手したんですけど、それを見てたら目についたフリーゲーム。
サイトはもう既に更新されていないようなので、そちらのリンクは繋ぎませんが、制作者様のサイトでDL自体は可能。
パスワードを入力(サイトにヒントあり。入力すれば、先に進めます)→バナークリックでDLという流れですが、最新のブラウザではDLのポップアップが出てこないようで、私はFirefoxとedgeとChromeで試して見たけど、駄目でした…。IEならDL可能。
さて、ここからは本編の話になります。
仮想空間に作品を構築するバーチャル・アート。
主人公亘は売れっ子のバーチャル・アート作家。そして彼に買われて、会員制高級クラブから派遣される男娼トバリ。
主人公はトバリを身請けしたいと何度も申し出るが、トバリはその申し出を断り続ける。トバリが申し出を断る理由は何か、は7つあるエンドごとに異なります。結末も。エンドはバッドエンド多め。7つ全てを攻略するとトゥルーが開放される仕組みなので、結局トバリの正体はなんだったのか、それが知りたい方は最後まで回収推奨。
話は短めで、且つ攻略も単純なので楽に回収出来るかと。
カップリングは亘×トバリ。なのですが、1エンドだけトバリ×亘のエロがありました。くそう。
主人公×トバリのエロは良かったですね…。トバリが髪を耳にかけてフェラしようとするスチルがあるのですが、最近別ジャンルの同人誌で、髪を耳にかける男を見過ぎたせいで、性癖に刻まれつつあります。最高。
フリーゲームながらエロはいくつもあるので、トバリ受けが気になってた身としては良かったですね…。トバリが黒くなった時は若干へこみましたが。


さて、以下よりがっつりネタバレあり。核心に触れてますのでご注意ください。













作中で、しれっと語られたバーチャル・アートですが、この作品の根幹となります。というのも、トゥルー以前の2人はあくまでアート作品の一部。現代ものと見せかけて、舞台は近未来です。トバリが男娼だったのもバーチャルの世界だけ。
トバリ視点で語られるトゥルーは、本来の世界観、トバリがどんな環境に身を置いているか、そして2人の出会いが語られます。
これまでの物語では、客と男娼という関係にあった亘とトバリですが、実際は互いの声を聞いたこともなければ、会ったこともない、バーチャルだけで、繋がっている関係となります。
そんな2人が作り上げた作品が、このゲーム。トゥルー以前の物語となり、私たちプレイヤーは彼らの作品を見ている存在となるのかなぁと思いました。彼らから私たちに語りかけるようなメタ要素はありませんでしたが。
トゥルーはエロなし。と言っても男娼トバリとは打って変わってトゥルーのトバリはピュアなのでエロがないのも仕方ないかもしれない。ギャップに萌えます。
トゥルー自体も話は短いのですが、トバリたちの真実、亘に会うために一歩踏み出すトバリの物語が詰め込まれていたので良かったです。DLで格闘した甲斐があった。

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立花/りつか

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