杜若

杜若

親友求めて三千里

つくも神に教えて

武蔵野モーツァルト様のショタ×ロボショタノベルゲーム。成人向け作品。

ロボショタはロボショタでも、セクサロイドというエロ方面に特化したロボショタがメインの物語。
特筆すべき点は、人間であるダイチが大人の階段を登る様子が、こと細かに描かれていることでしょうか…?
というのも、セナに出会うまで、ダイチは、恋やセックスのこと何も知らないザ・男の子って感じの少年だったのですが、セナに教えられて、オナニーやセックスを少しずつ覚えていく姿が、とても可愛かったです。可愛い攻めだ。
CPはダイチ×セナ固定。エロシーンも豊富でした。
特に序盤はエロ多め。ですが、それだけでなく、人間とロボットが恋をするということについて、人間であるダイチの心理描写は勿論、ロボットであるセナの心理描写も短い話の中で、しっかりと描かれていました。
ダイチが迷いつつも、すぐに答えを出すところは元気っ子少年ならでは、という感じ。
そんなダイチが答えを出してからの盛り上がりが、とても良かったです。某キャラの正体については、全然予測出来ませんでした。
それから、ツイッターでも言ってましたが、最後のセナの夢のシーンは卑怯です。好き。
優しい夢に弱いんですよね…。



以下よりネタバレあります。






1番好きなキャラはモルガン!て言ってしまうくらい、モルガンが可愛かったです。1台欲しい。
構ってくれた人に懐く仕様とか、ロボットながらちゃんと一喜一憂してダイチやセナに反応してくれるところとか…。何故か搭載されている自爆装置を終盤、自らの意思で使おうとした瞬間はひゃっとしました。
未遂で良かった……。モルガンが死んだら多分ショックを引きずったままだと思います。悲しい。
店長の正体は、全然予想出来ませんでした。ていうかブラフに騙されて店長がアンティーク・ヒューマノイドを愛した人間だと思っていました。まさか、アンティーク・ヒューマノイド側だったとは。キャラとしてとても気になったキャラではありましたが、作中での掘り下げは軽く語られる程度でした。
とはいえ、つくも神に教えて(後日タイトルの意味がわかりました…)はダイチとセナの物語なので、深く掘り下げすぎない程度がちょうどよかったのかもしれません…。
そんなダイチとセナの関係については、エロいながらもしっかりと描写されていて良かったです。セナがロボットであるが故の2人の苦悩のシーンはしんどかったです。セナの恋心は偽物が否か。ダイチはどう答えを出すか。
悩みながらも答えを出す、ダイチの姿が良かったです。
そして、何度でもいいますが、セナの優しい夢のシーンがとても良かった。泣いた。
セナの境遇を思うと更に泣いた。
2人の未来は、最後の方で描かれていましたが、幸せになって欲しいです。切実に。


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立花/りつか

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