時計仕掛けのレイラインVita版感想
発売日から1ヶ月ほど経ちそうですが、ゲームやる気持ちが湧いてきたのでようやく出来ましたレイライン!!
色々語る前にまず一言。めっっっっちゃ面白かったです!
時計仕掛けのレイラインは移植前は3部作でVita版だよもう一つ追加シナリオがあるのですが、まずは3部作までで!陽炎はまた後ほど。
感想は作品ごとに語っていきますが、一発目からネタバレしていきますので、ネタバレが嫌だ!って方はこれ以上先には進まないでください。
黄昏
1作目。いわば導入編です。ここではここから先に繋がる謎、問題の提示がメインとなるため、盛り上がりは後の2作品には敵いませんが、この話を読まずして、他2作は楽しめません。
ただ、盛り上がりは敵わないと言いましたが、最後あたりの静春ちゃんのシーンは正直燃えた!!ていうか静春ちゃん、普通に読んだらしずはるって読めそうなのに敢えてのしずか読みなんですねぇ。
まだ一度しか読んでないので伏線はこんなところにあったよってのは書けないのですが、主人公とおまるの出会いを思い返すと全てはここから、始まったんだなぁと。ここでおまると出会ったからこそ、結界が壊れてトクサの物語が始まったんだろうと。朝霧を読み終わった今だとなんだか懐かしいように感じます。最初は本当に男の子!?もしかして実は女とか言わない!?なんて思ったものです。おまるの性別自体は女の子じゃありませんでしたけど…まぁ…。
それにしても黄昏の時点ではまだ仲間同士の絆も浅く、終始主人公とモー子が喧嘩して、おまるが宥めるというパターンでしたが、そんな3人だからこそ、徐々に培われていった絆は感慨深いものがあるし、残影最後と朝霧が活きるのかなぁと。
ヒロインルートは眠子ちゃんが一生懸命で可愛かったです!!一生懸命な子いいな〜好き。パンツください発言にはびっくりしました。
残影
中盤くらい?までは謎や疑惑が生じながらも平和な日常です。とはいえ、泉の力で女の子になったおまると両親を探すそあらちゃんの話が伏線だったなんて…。この作品、伏線の入れ方がうまくて、本当にその時は何気ない会話だったものが、後に語られるとても大事なことに繋がったりします。今回の好きな所はハイジの可愛さと、静春と満琉、最後のおまるのシーンですかね。
まずはハイジちゃん改めアーデルハイトちゃん。最初は嫌味な子かなとも思いましたがなんというかポンコツ可愛い。ルイと良いコンビです。しかしルイ…女の子だったとは。いや女の子になった男ですが、そういう子が子作りさせられるとか萌えます。非常に萌えます。朝霧の話ですが。
元はエロゲですし、ルイが子作りさせられるシーンありません?なさそう。
話が逸れました。ハイジちゃんとルイの関係は見事に騙されました…。ハイジちゃんの方がお嬢様っぽいんだ…いやそうでなくてはいけないんだけど。図書館で、ルイが本を読み耽ってた時いちいち帰りますって言ってるの律儀だなって思ってたんですけど、まさかハイジちゃんがルイを見ていなければいけない方だったなんて思いもしませんでした…。
そして静春ちゃんと満琉!!もーこの二人は可愛いです!!!!サブキャラ同士のカップリングに弱いんだよなぁ。くっつくまでを見守りたいですね。詳しくは朝霧の方で。
そしておまるのシーン。おまるの告白と別れの言葉もそうですが、何よりそこからEDムービーまでの流れが!!!滅茶苦茶好きです。良い演出だ…。演出といえば、満琉登場シーンもすごく好きです。
それにしてもおまるのこのシーンを見てるとトクサとして3人揃ってた時のことを思い出して辛いです。割とここまで早足できちゃったんですけど、それが悔やまれます…。
おまるのこと、好きだったんですけど、このシーンを見てもっと好きになりました。悲しいですけど。
朝霧
そして最終章!!ここはね、ほんと主人公たちが劣勢すぎてひやひやしました。でもだからこそ巻き返しが燃えるんですよねーーー!スカっとしました。さて、この朝霧は最終章のため、真相がどんどん明らかになっています。あと黒幕。黒幕の正体は予想外でした。流石に新キャラはないかとも思った んですが、アンデルちゃんという重要そうなキャラがいますし。あと日記の叙述トリック。彼女って言葉に騙されてました。だから本当の彼女の回想は日記じゃなかったんですね…。回想といえば、おまるがちょこっと出てきたりしましたね。でも睦月が捕まって眠ってるシーンでどうしてこだわるのか?って言ってたのが疑問だったりするんですけど、クラスメイトみんなを取り戻すってことにこだわってたってことなのかな…やっぱり黒幕もホムンクルスですし…。それにしても黒幕が登場した時のシーンは燃えました。この子だったかという。確かに夢の時平然としてたなぁ。
あと静春と満琉。良い関係ですねー。この2人。静春の満琉をほっとけない具合が可愛いです。
そんな静春が、満琉が飛び出した時に真っ先に着いたのが嬉しいですね。残影の頃から関係を築いていった静春だからこそ満琉を見つけられたし、言葉をかけてあげられたんですね…。良い関係になって欲しいですけど、満琉の兄は三厳!お兄ちゃんは手強そうだぞ、頑張れ静春ちゃん!!
そしてその三厳。まさか1番最初のあれはミスリードだったとは。でも主人公が1番のキーパーソンだったってのは良いですね。何より最後におまるたちを救うシーンは良かったです…。ただ朝霧はヒロインルートを開かなかった?かもしれないので、おまる救出でエンディングを迎えました。おまるで始まり、おまるで終わる物語でした。裏ヒロインと言っても過言ない気がします。勿論、三厳とモー子の関係も大好きです。ていうか三厳のパートナーはモー子しか考えられないかもしれません。眠子ちゃん好きですけど!
あとそあらちゃんには驚きましたね…ていうか色々聞いたんですね。真相を知ってるそあらちゃんとおまるの絡みはすごく見たいですが、ショタコンとしては複雑な気分です。いえ、大円団だからそんなこと言っちゃいけない!!
そういやレイラインって一度失った友人を取りもどすパターンが多いですよね。ヒメちゃんがスミちゃんを、モー子が睦月を、雛がクミちゃんを、そして三厳がおまるを。親友がテーマの1つなのかなぁとも思います。
おまるが好きなんで偏った感想になってしまいましたが、いやもう楽しかった!これにつきます!メインキャラは勿論、サブキャラたちの扱いがすごく良いですね…。サブキャラって何も物語がなく、ただいるだけってパターンもあったりするんですが、誰かしら物語に関わっていて、立ち位置がちゃんとあって。ここは本当に本当にいいなと思いました。勿論差はありますが、でもこの子可愛いのにサブキャラだから物語に全然関わらないってパターンもよく見ているので。サブキャラの活躍も見たい!って人にはオススメです。そうでなくてもVita版ならソフト一つで出来ますし、オススメ出来るゲームですね。
面白かったのでPC版も買おうと思います。その前に陽炎ですが…。
素敵なゲームをありがとうございますlって感じです。ユニゾンシフトブロッサムには付いて行こうと思いました。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございます!